2010年5月25日火曜日

白洲次郎♥正子の出会い・生き方

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白洲次郎・・・
三田(さんだ)藩の家老の末裔、
綿貿易で巨万の富を築いた白洲商店の次男

ケンブリッジ大学へ留学

吉田茂首相の右腕

白洲正子・・・
薩摩藩の伯爵家出身の令嬢

アメリカへ留学

帰国直後に出会い、お互いひと目惚れで
電撃結婚



《白洲次郎語録集》

プリンシプルを持って生きていれば、人生に迷うことは無い。プリンシプルに沿って突き進んでいけばいいからだ。そこには後悔もないだろう

あくまでGHQ主導ですすめられようとした憲法改正の動きに抵抗して・・・
我々は戦争に負けたのであって、奴隷になったわけではない

すみませんというのは駄目だ。Say Thank You!」

運転手つきの車なのに助手席に乗るのはなぜかと聞かれ
後ろでふんぞり返っているやつはみんなバカだ!」

ある親しい代議士が秘書を使って白洲を電話口に呼び出したとき
用があるなら自分で電話しろ! 君には手がないのか

運転手を待たしてゴルフするやつなんか、ゴルフをする資格はない

GHQ民政局長だったホイットニーに英語を褒められて
あなたももう少し勉強すれば立派な英語になりますよ

等々。。。


⇈ ⇈ ⇈
白洲次郎の愛車(ポルシェ)の駐車場だったところは
今は休憩所になっている

正面の写真はご本人

「八十になるまでポルシェ911を乗り回した」そうです



《白洲正子の名言集》

「お能には橋掛り、歌舞伎にも花道があるように、とかく人生は結果より、そこへ行きつくまでの道中の方に魅力があるようだ」

「省みると私の一生は道草ばかり食ってたらしい。しぜんそれは物を書く上にも現れずにはおかない。それで損もしたが、得をしたほうが多かったようである」

「日本には宗教がないという話だが、歩くことが宗教であったかも知れない。神さまは天に在すのではなく、山川草木の中に充満しているのではあるまいか」

「伝統をうけつぐとは、過去にしがみつくことではなく、あくまでも前向きの姿勢を崩さないことだ」

「田舎に住んで、まともな生活をしている人々を、私は尊敬こそすれ、田舎者とはいわない。都会の中で恥も外聞もなく振舞う人種を、イナカモンと呼ぶのである」

等々。。。



「次郎と正子の趣味(hobby)は違っていたが
趣味(taste)は似ていた」
という言葉が二人の関係をよく表していると思います

そのtasteの部分に共感し、憧れます



ショップで購入した絵ハガキ
下の「武相荘」は記念に押したハンコ



姉にお揃いで買ってもらった
次郎直筆の「PLAY FAST」Tシャツ

<理事長をつとめた軽井沢ゴルフ倶楽部で、
マナーの悪い輩を容赦なく叱責。
スロー・プレーを嫌って自筆の「PLAY FAST」を
バックプリントしたTシャツをつくり、
マナー向上にも英国流のユーモアを織り込んだ>





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2 件のコメント:

  1. おお。
    お勉強させていただきました。
    こないだ、テレビでもあってましたよね。
    このご夫妻のドラマ。
    似たもの夫婦で、しかも、正子さん、気強そう~。
    見てはなかったのですが、
    宣伝の内容から・・。そんな印象。

    後世に残る言葉を残した方々・・なのですね。

    語録、載せてくださって、ありがとう。

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  2. 私もドラマは見ていません。
    明治生まれの夫婦ながら、
    互いに海外留学の経験からくるものかどうか、
    己を主張するという点において
    対等な夫婦だったようですね。

    返信削除