2010年11月10日水曜日

京都嵯峨野散策 黒木鳥居の野宮神社

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天龍寺を後にして
源氏物語「賢木」の巻や、謡曲「野宮」でも有名な
野宮神社に向かいました


伊勢神宮に奉仕する斎王(いつきのみや)が
伊勢に向う前に潔斎をした「野宮」に由来する神社であると伝えられています

天皇が代替わりすると
未婚の皇女・女王の中から新たな斎王が
卜定され(吉凶をうらない定められる)
嵯峨野の清らかな場所を選んで作られた野宮に入り
一年間潔斎した後に伊勢神宮へ向かったということです
  

 
黒木(くらき)鳥居と小柴垣
鳥居はクヌギの木、小柴垣はクロモジの木

黒木鳥居とは。。。
「樹皮のついたままの鳥居のことで
鳥居の形式としては極めて原始的日本最古のものであります。」


野宮神社は
良縁、子宝、学問の神様としても知られており
受験生の娘に代わり本殿にお参りし
合格祈願のお守りをいただいて帰りました
  
  
天照大神が祀られた本殿

斎王の制度は南北朝時代の後醍醐天皇の代を最後に廃絶
その後は天照大神を祀る神社として存続

 
   

「野宮じゅうたん苔」と呼ばれる庭園

こじんまりとした神社なのですが
参拝客も多く
お賽銭を入れてお祈りしたり
おみくじを引いたり
お土産に縁結びのお守りをたくさん買っている
韓国人らしき学生さんがいました  


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